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歳出削減案 ②

今日は、投資的経費について考えていきたいと思います。


道路を作ったり、施設を建てたりすることは、使う人の利便性が高まるので、インフラ整備はとても重要なことです。


私たちが住む街が、より住みやすくなるのですから、整備されるにこしたことはありません。


でも、実際には私たちが支払った税金が使われる訳ですから、本当に必要なのかを精査する必要はあります。


原子力発電所が増設されて、税金が入ってきた時代は、こんな所にこんな広い道路がなんて話がよくありました。


それは、地方公共団体は単年度会計の原則という法律の縛りがあって、今年集めた税金は今年使わなければいけなかったからで、苦肉の策で使用頻度の少ない道路まで整備したというのが本当のところだったと思います。


でも、もうそんな時代じゃありませんよね。


お金がないから、道路や施設はもう作りませんでは、御前崎市の発展は望めませんし、ここに住み続けることも難しくなってしまいます。


また、現に建設事業に携わっている会社や働く人たちが食べていけなくなってしまいます。


では、どうしたらいいのでしょうか。


私は、最終的に税収として市に戻ってくるものに投資をしていけばいいと考えています。


例えば、農業分野では、田んぼの大型化であったり、茶園の大規模化です。


大型機械で作業が効率的にできるように、農業分野への基盤整備事業に投資を行うことによって、後継者問題や新規参入等が進められ、基幹産業である農業分野を発展させることで、将来農業者からの税収が期待できると考えています。


農道の付替えや換地等で、1ヘクタールの田んぼや100メートルのお茶の畝を作れれば、他の地域に十分対抗できると考えたからです。


また、高齢化が進むことは周知の事実です。


各地域の、スーパーやドラックストアーにバスターミナルを作ったらどうかと思います。


スーパーを起点にバスが運行することで、病院に行った帰りの乗り換えの時間を使って買い物をするといったことです。


市内を走る静鉄バスは、乗客がいようといまいと市が経費を払っていますから、移動手段のない方に無料パスを配布して、活用してもらうためにバスロータリーと待合を作れば、経済効果が出るはずです。


何をばかなことをと言う方がいるかもしれませんが、こんなことを話し合う時が来ています。


既定観念にとらわれず、未来に御前崎市が存在できるための投資をしなければなりませんよね。


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