歳入を増やすのは、努力すれば実現できるかもしれませんが、歳出の削減は身を切らなければなりませんから、痛みを伴います。
市民サービスを落として、市民に我慢してもらう。
料金を上げて、市民に負担してもらう。
市が支援、補助してきた制度を改め、市民にお任せする。
古くなったり、使いにくい施設を改修しないで、市民に我慢してもらう。
などなど削減案は、市民が負担したり我慢することが多くなるはずです。
今まで、いい生活をしてきたのですから仕方がないと思う人はいるのでしょうか。
あるものは当たり前だと思いますし、そもそもいい生活をしていたと実感している市民はどのくらいいるのでしようか。
実際には、水道料金や子供の医療費や給食費を税金でまかなったり、福祉や教育にも他市に比べて多くの税金を使っています。
近隣市町と横並びの市民サービスにしろと言っているわけではなく、今までこれだけのサービスを提供してきたが、財政が厳しくなったから、この部分は近隣と同レベルにするといった説明が必要だと思います。
逆に他市より優れたサービスをしていたのにそれをPRしなかったから、人口が減っているとも言えるのかもしれません。
今は情報の時代です。
市民に情報を公開し、取捨選択の意見を募るべきであり、その意見収集をするのが市議会議員だと考えます。
これから、財政再建のために打ち出されるであろう行政施策をしっかり聞いて、自分の考えを持つことが、市民として御前崎市の財政再建に貢献できる方法なのです。
来週からは、私の考える具体的な歳出削減案を紹介していきたいと思います。
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