わが母校、御前崎中学校の正式名称は、「御前崎市牧之原市学校組合立御前崎中学校」と言うの知ってますか。
ここで出てくる学校組合立という言葉ですが、普通中学校は市立や町立ですよね。
御前崎中学校は、御前崎市の御前崎小学校と白羽小学校、牧之原市の地頭方小学校の3つの小学校の卒業生が市を跨いで通う中学校なので、両市の事務を処理するために特別地方公共団体の学校組合を作っています。
従って、御前崎市や牧之原市から独立した公共団体なので、組合議会が存在します。
管理するのは御前崎市教育委員会ですが、組合議会の議員は、牧之原市と御前崎市の議員で構成されています。
その組合議会が、今日ありました。
9月議会なので、決算認定のみが議案でしたが、予算額の1割程度を不用額として残したり、増額補正した予算を不用額で残したりとお粗末な決算で、今年度予算への繰越金の増額補正も同時に行うかと思えば、それもしないので、質問をしてみました。
その回答も・・・もう少しちゃんとしろと言いたくなりました。
決算は、間違っていても直せるものではありませんので、認定しましたが、両市の意向を聞いて予算執行をしてもらいたいものです。
議会終了後に、議員全員協議会が行われ、全国学力学習調査の結果について、教育長から報告がありましたが、御前崎市議会に報告した資料をそのまま使っていました。
保護者には、市の平均正答率の数字は公表しないと言い切った癖に、牧之原市議員に御前崎市の小学生の平均正答率を公表しているのには、開いた口がふさがりませんでした。
当然、指摘しましたが、悪びれる風もない態度には、隣の牧之原市の議員も呆れていました。
部活動の地域移行についても、どうするのか聞きましたが、御前崎市で決めたことをそのままやろうとしているので、しっかり組合議会に報告して、地頭方地区にも納得してもらいながら進めるようにお願いしました。
たかが組合議会と思っているようですが、甘く見てると痛い目に合うと感じたのではないでしょうか。
良い薬になったと思います。
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