連休明けから後援会看板の話やチラシの話で、先週から書いていた財政再建について書けていませんでしたので、話題を元に戻します。
歳入を増やすために、公共施設のネーミングライツ、使用料や手数料の増額なんてのも提案されていました。
当然やるべきでしょう。
ただ、使用料や手数料はいただく金額に根拠があるものですから、実際は300円しか経費が掛からないのに、お金がないから500円いただきますでは通用しません。
実際は無駄を省き、現在の手数料の金額を維持する努力が必要です。
市が今回提案している歳入増加案は、全体的に市民や関係機関といった外部に依存しているものが目立っています。
もちろん職員が努力しなければ、ふるさと納税の寄付額は増えませんが、寄付するのは他市の方です。
職員が実際に歳入を確保する方法は、税金の徴収しかないと思います。
滞納されている市税の徴収に人員を割き、回収できる市税を着実に集めることも大切な仕事だと思います。
実は私も税務課時代、徴収担当でした。
とても嫌な仕事ですが、誰かがやらなければ、公平な税制度は保たれませんから、仕事として取り組みました。
髙田という苗字はありふれていますが、市内には意外と少なく、自宅に滞納者から電話がきたり、悪質滞納者との面談では脅かされることもありましたが、全力で向き合ってきたつもりです。
予算が少なく、事業費が削られるようなら、徴収担当を増やしてこんな時だからこそ、徴収機能を強化するのもいいのではと考えます。
市民に協力を求めるのは当然ですが、その前に職員が汗を流している姿を見せないといけませんよね。
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