1月21日と28日に新聞折り込みに入っていたチラシについて、意見を書かないのかというお声がありますので、何回かに別けて書きたいと思います。
まずは、21日の火葬場についての記載から書きます。
チラシに書かれていることは、概ね事実だろうと思いますが、私の記憶と思うことを書かせていただきます。
確かに、2016年に牧之原市に御前崎市として単独で火葬場を運営する旨を伝えました。
この時は、議会事務局に勤務していましたので、よく覚えています。
比木の栗ノ原霊園の辺りと朝比奈の谷間の田んぼが候補地に挙がり、現場確認に行きましたが、比木は用地が狭いということで朝比奈を候補地として進めることに議会としては決め、執行部への働きかけを行いました。
そのタイミングで、当時の市民部長と環境課長が牧之原市に単独運営の申し出を市長に相談なく行いました。
その後、そのことが牧之原市から耳に入り、勝手な行動をしたことへのお叱りがありましたが、用地が決まれば問題ないとの判断から、計画を進めることになりました。
朝比奈地区から、他の候補地ではどうか、火葬場建設を一部の人だけで決めるのはおかしいという意見が出て、朝比奈での建設を諦めることになりました。
単独運営の申し出をしてしまった市は、佐倉地区の市有地での建設計画を作り、地元に説明をしましたが反対され、候補地が決まらないまま数年が過ぎました。
今回、榛原地区にある火葬場の老朽化建て替え計画に御前崎市も入れてもらうような話を進めたというのが、私の知っていることです。
単独運営の申し出の裏には朝比奈地区への建設計画があり、そこに議員が強く関与していたのは事実でしょう。
部長の単独運営の申し出についても、勝手な判断で行動したとは到底思えませんので、どこからかの圧力があったと推測されます。
しかしながら、市執行部が議会に相談なく進めたのであれば、それは問題でしょう。
議会と執行部が、相談できない関係にあったことが問題であり、常に対等な立場で協議できる関係性の構築が必要だと感じます。
4月の選挙でメンバーも入れ替わるでしょうから、私利私欲を捨て良い関係を作りたいものですね。
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