御前崎地区に中学校がなくなることについて、地域振興の視点から考えてみましょう。
皆さんは、学校がないような地域に住みたいと思いますか?
老後の終の棲家として住むなら、子供の声が聞こえない静かな環境もありかもしれませんが、それはそれで寂しいですし、結婚し子供を育てる世代は、学校のない地域は選択するはずがありません。
地域振興や移住定住政策に学校の存在は不可欠です。
御前崎地区は幼稚園や保育園がなくなり、中学校は浜岡、小学校があるだけの地域になってしまっては、この地区の将来像を描くことができません。
子どもを安心して育てられる環境が定住者を確保し、増やす要因であることは間違いありませんから、これを阻害する統合はあってはならないのです。
むしろ、小規模の小中学校ならではの学校づくり、例えば英語教育に特化するとか文化芸術活動を充実させる等をして、地域振興に学校を使うべきだと考えます。
市長が御前崎地区を切り捨てるような考えであるなら、断固として戦っていかなければなりません。
ただ、今期いっぱいで柳沢市長はお辞めになるというこということですので、中学校統廃合問題について、新市長の考えを聞いてみたいものです。
Commenti