市立御前崎総合病院は慢性的な赤字経営です。
それは、前から書いている通り、赤字経営でも市民の健康を守らなければならないから、公立で運営しているからに他なりません。
町立浜岡総合病院の設立時にそう決めて、市になってもその必要性から赤字補填をしてきたわけです。
ただ、今回問題になっているのが補填額についてです。
１５億円の補填ということは、１日４１０万円の赤字が出ている計算になりますし、来年度以降１０億円の補填上限を設けると言っても、１日２７０万円の赤字が出る計算になります。
施設は老朽化して、医療機器は更新の時期を迎え、人件費の高騰と経費が増えるのは目に見えています。
そろそろ、外部から経営の専門家を呼んで経営立て直しをする必要がありそうです。
また、同じ市のお金を使うなら、御前崎病院に入院する市民の医療費の一部を援助して、他の病院からの転院を勧めるなんてのは・・・素人考えですね。
とにかく、毎年１０億円補填するについても、経営努力はするべきで、医者は医療行為、市職員は医療事務、経営は専門家という役割分担の中で責任を果たす組織改革が必要ではないですかね。
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