top of page
検索
  • officetakada

道の駅の保安林解除

昨日の続きです。


道の駅は今でこそ一体の広い施設ですが、トイレやレストランの辺りは飛砂防備保安林により分断されていました。


東西の土地をみれば、当時の様子が想像できると思います。


保安林の指定解除は、ほぼ不可能と言われています。


当時、市は潤沢な予算でしたので、県からの依頼に応え、県の農業試験場跡地を購入し、農業フロンティアセンター構想をあの場所でやることに決め、その担当として、私は農林水産課に異動しました。


150号にも隣接しない場所で道の駅を計画すること自体、無理があったのですが、国道沿いの民地を買収し、保安林を解除し、一体利用できるようにしました。


道の駅が、直売所、ガラス温室、事務所、トイレ等バラバラに作られているのは、保安林を解除するために必要面積を増やすための苦肉の策だったんです。


こんな苦労の末、完成した道の駅は、年間2億円以上の売り上げを、オープン当初から続け、年々売り上げを伸ばしてきています。


1つ100円の野菜を売ってこの売上ですので、大したものだと思いますが、市は農産物直売をさらに拡大し、水産物やお土産を販売する観光拠点とするそうです。


地元農家の売り先として大きな役割を果たしてきた道の駅が、指定管理者が変わって農産物の売り上げが落ちないように監視していかなければなりませんね。




閲覧数:166回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page